よくわかる卒論の書き方 p62~p137
『よくわかる卒論の書き方』 白井利明 高橋一郎 2013年 ミネルヴァ書房 816.5 Sh81
◎パソコン編 p,70
・指定されている場合を除き、ページ設定はそのままで
・フォントは明朝体とゴシック体のみ 見出しとして強調したい場合はゴシック体を用いる
・飾り文字は使わない
・算用数字は半角文字に統一
・ワードの機能
余計なお世話を無くす、ファイルタブ→オプション→文章構成→オートコレクトのオプション
◎文献収集編 p,90
Q 文献はいくつ集めればいい??
A できるだけ多いほうが良い 卒論の質は参考文献を見れば一目瞭然である 心してか かるべし
※古本ならば 日本の古本屋 スーパー源氏 といったサイトを利用するべし
英語の論文 PsycINFO Sociological Abstracts ERIC
・パイロットスタディについてpp.122-123
1 現在のテーマは自分が扱えそうか 2 先行研究に新しい物を付け加えることが出来る んか 3 どのような方法で研究したら良さそうか
調べることをパイロットスタディと呼ぶ
結構めんどくさそうだから文献で直接読んでくださいな
◎研究計画書について
1何を 2 どこまで 3どのように を記す
卒論の節目となるタイミングで書く。なるべく序盤に書いておくことで頭の整理につながるのでおすすめ
書くよリスト
1問題意識 問題設定
2研究方法
3今後の課題と予定
4引用文献、参考文献 ※私の場合は表記の仕方をAPAで統一しろとなっている
◎構成 p.136
基本的には序論・本論・結論から構成されている。
序論…論文への導入部分
本論…問題設定と論証実証
結論…要約、本研究の意義、問題点、次回の課題点
・序論の書き方
1読み手が興味を持つように(身近な問題と関係づけたり、意外な切り口から)
2卒論の問いを簡潔に示す(本研究の意義 自分の切り口 卒論の問い)
・問題の書き方
1 卒論の研究が依拠する理論的な枠組みを提示する
2 先行研究を総括する
先行研究によってどこまでわかっていて、どこがわからないのか、それを解決するにはどうしたら良いのか
・目的の書き方
目的は作業内容を書くところではない。解明すべき対象を書くもの
◎展開の仕方
・結果の書き方
考察で吟味する点p.144
1 先行研究と比較する
2 予想される批判とそれに対する反論
3 目的ごとに知見をまとめる
4 まとめをする