掃き溜め

日記・思考の整理の場

よくわかる卒論の書き方 p.1~p.61まで

 

・『よくわかる卒論の書き方』 白井利明 高橋一郎 2013年 ミネルヴァ書房 816.5 Sh81

 

・何枚程度?? 標準は2万字。

・卒論の要件p7

1 研究の前提は明らかにしなければならない

 ①理論的枠組みや視点を明示し、重要な概念は正確な定義を心がける

 

・引用の示し方 p50

 引用する時は文章のどこからどこまでなのか 出処はどこか 明記する

ページ数が複数ページに渡る時はp. ではなく pp. -  とする。

 

例>折居(2003)は、文献〜〜である、と言う。基本的概念〜〜、と指摘する。

 

・引用文献の書き方p52

単行本の場合

 著者名 発行年 本のタイトル 発行元

共同論文の本の場合

 当該の章節の著者名 発行年 章節のタイトル 編著者名 本のタイトル 発行元 掲 載ページ

 

雑誌の引用文献

 著者名 発行年 論文のタイトル 雑誌名 巻号数 掲載ページ

例>高橋一郎 1992 明治期のごりらー俗悪メディアから教育メディアへ 思想 812 175-192

 

外国文献の書き方

 著者名 発行年 本のタイトル 出版地 発行元

 

ほんの一部から抜粋する場合

 当該の章節の著者名(姓、名) 発行年 章節のタイトル 編著者名 本のタイトル ペー ジ 出版地 発行元

 

外国雑誌の場合

 著者名 発行年 論文のタイトル 雑誌名 巻号数 ページ

 

※ 本、章節、論文のタイトルの最初の頭文字は大文字にする。雑誌名は単語の頭文字を大文字にする。本のタイトルや雑誌名はイタリックにする。

 

翻訳の引用文献

 翻訳での著者名(姓、名) 翻訳者名 発行年 本のタイトル 出版社

 原著での

 

・引用文献の並べ方

 1文献が2つ以上ある場合

  ①小笠原(2001)や山内(2005)は〜〜と指摘している。

  ②〜〜(小笠原、2001;山内、2005)

 

文献欄での並べ方

 1 注で並べる場合は引用された順、注でない場合はアルファベット順、五十音順

 2 同じ名前で同じ発行年の場合は年号の後にa,b,c,…と記号をつける。

 

・定義の使い方

 正確かつ厳密に使う 学会で広く使われている定義を使う 論文全体を同じ定義で一貫さ せる

 論文ではひとつの言葉はひとつの意味だけを示し誰でも理解が出来るようにいておく。